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国産グラブの聖地奈良県で、大和産のこだわりのグラブ、スパイク、インソール等を開発、製造、販売しています。

2023/06/09 11:23

回内スパイクの特徴

ヤマトグラブ工房は、野球グラブ以外に野球のスパイク・インソール・ソックスも研究、製造販売しています。すべて代表の梅原伸宏が考案、監修している国産大和産のこだわり商品です。回内動作が自然に誘発できる増幅機能を持ちあわせています。

回内スパイクの種類は、
投手用BBA-001
野手用BBA-007
樹脂底の多本歯BBA-008
の3種類です。投球、送球、捕球、打撃、走塁動作には足元のスパイク、インソールはとても重要であり大きな影響を身体に与えています。

野球は「走攻守」走る 打つ 投げる 捕る 立つ
このすべての野球動作にすべてかかわっているのが足元のスパイクです。

奈良県はスパイク産業でも実は有名で昔はスキーなどのシューズも作成していました。今はほとんど海外で作成していますが足もとにこだわられる草野球や高校、大学野球の方は自分の足に逢うスパイクを創りにわざわざ私の工房に来られます。まずは解説動画をご覧ください!









回内スパイクの構造

野球スパイクは大きく分けて3つの構造でできています。
1)ボトムソール(下の部分)

2)ミッドソール(インソールのすぐ下の部分)

3)アッパー(足ををホールドしている上の部分)

この三層構造になっています。そして、スパイクは大きく分けて3種類に分けられます

1)革底タイプ   金具交換可能タイプ

BBA-001(投手用),BBAー007(ヒールアップ)
2)樹脂底タイプ  金具非交換タイプ
BBA-008

3)樹脂底タイプ  金具交換タイプ

昔は1と3のタイプのみでしたが、現状は2の使い捨てスパイクが主流になっています。弊社は国産の革底スパイクにこだわりと自信をもっています。

スパイクはなんでも同じか?その1

ゲームや練習後にこのようになっているスパイクよく見かけませんか?これは立ちベロが外側に回外しています。これでは理想的な投球や打撃はできません。身体の回転エネルギーが外に抜けていきます。このように履き慣れると足を入れていない状態でもベロが回外状態の癖がつきます。だから余計に回外ベロスパイクになりやすいです。結果故障やケガもの元になります。

この回外ベロのスパイクを履いている選手のインソールは大体このようになっています。

1)左投手の場合、軸足のインソールの母指球部分が破けています。

2)軸足と反対の踏み込み足はこのように中でああしが滑ってインソールの先が丸まっています。

このインソールの(スパイクの中の足の状態)では地面からの反力(運動連鎖)も正しく届かずボールを持った指先にしっかり力が伝達できません。また打撃もバットに強いパワーが届きません。

◆ヤマト回内ベロはこのように回内ベロ仕様になっています。(実用新案出願中)

YAMATOのTの下に特殊な加工を施しています。

スパイクはなんでも同じか?その2

「スパイクはなんでも同じだ」という方が多いですが実はこれはどちらも大きな間違いです。

ミッドソールには革底と紙底があります。

(左:紙底 右:革底)
実際にこの上に素足で乗られたらわかります、足裏に伝わる感覚は、ぜんぜん違います。紙底はこのように一度曲げたら紙質なのでしわが寄り曲がりっぱなしで弾力性がありません。

しかし、革底は、曲げてもすぐに戻ります。これが革の性質の特徴の革独自の弾力性です。

ヤマト革底スパイクは、最高級の国産伝統手法で革底スパイクとしてソールもミッドも革底仕様で一つ一つ手縫いで制作しています。だから大量生産ができませんが足入れは高級紳士靴のような感覚ではかれた選手は「履き心地や立ったときの感覚が全然違う」と言われます。その分少し高額でお手入れも大変ですが、怪我や故障予防で足が痛くない理由です。

革底は、雨に弱いので私は樹脂のスパイクも作りましたがもちろんミッドソールは最高級の革を搭載しています。

ヤマトスパイクは身体の骨を整える怪我や故障を予防して潜在能力を発揮しやすいヤマト回内インソールを装着しています。
インソールについて詳しくは↓からご覧ください。

この革底スパイクと大和インソールの組み合わせが今甲子園などでもいろんな高校で使われています。

革底スパイクは、足の痛みを軽減します。

「賢いスパイクの選び方」

全国の選手は、今、足元のスパイクで悩んでいる

「野球スパイクでプレーをしていてとにかく足が痛い!」
「スパイクでプレーしたあととにかく疲れます。」
「足にあったスパイクがなくて困っています。」
「自分の足にあうスパイクって作れるのですか?」
というご相談、問い合わせが、たくさんきています。

人の顔の骨の形や大きさが全て違うように、人の手や足の形も数は同じでも形状は違います。

左が梅原の右足、A君の右足です。これだけ違います。
しかし、これは、指導者、保護者、選手をはじめ意外と多くの方はご存知ではありません。自分の足の形をしっかり計測された選手は、ほとんどいないと思います。

 ちなみに私は、身長178cmですがA君は、175cmです。私の足のサイズ(右足)は、足長25・7で周囲25・6でが、A君のサイズ(右足)は、足長26・9  周囲が27・4で、かなりの甲高足です。
私の足

A君

A君の足はとても幅広です。彼は足長が27cmしかなくても、周囲(足囲)が大きいので28,5cmのスパイクを履いていました。これでは金具と拇指丘の位置が合わず、回転運動で、大きく力をロスする状態です

普通は、足長と周囲の長さはほぼ同じになりますが、A君は特殊な足で並べてみて頂いたらお分かりのように、これだけ足の幅が違います。

ここから導きだせることは、現役時代スパイク選びで、とても困っていたということでしょう。
足元の力が抜ける感覚があったと思います。

A君は、2万円する大手メーカーの革底スパイクの紐を緩めて履いて、それでも腰や足が痛いので別に1セット3万円のインソールを入れていたそうですが、それでも腰痛が原因で大学3年で野球を故障引退しプロも社会人野球も断念されました。

さて、野球スパイク使用時における足痛の原因は、いろいろ考えられますが、
「選手の足の幅が広い」
「骨の変形の外反母趾がスパイク内側のアッパーに当たる」
「指先がスパイクの先に当たる」
「甲高でスパイクが合わない」
「偏平足でどのスパイクを履いても疲れやすい」などが挙げられます。

特に現代っ子は、足の甲が高く、あし幅も広く内側のアーチが不安定でその結果疲れやすい足になっています。
既存のスパイクメーカーは一定のラスト(足の形)のスパイクを量販店で展示販売するだけで、弊社のように選手の足型を取ったり、それにあわせてスパイクの形状を変えたり足が合わない選手には特別に完全別注で作製はできないと思います。

既存のスパイクメーカーは、現在流通しているのは99%、樹脂底、埋め込み式タイプでこのスパイクは、泥などのお手入れが楽ですが足をスパイクに合わせないといけません。

そこで、弊社は、本格仕様の革底スパイクを考案しました。多くの方がご存知ではありませんが、革底スパイクとは、外側の見えるソールだけでなく中敷(インソールの下の部分)が、高級な革底でないといけません。

ヤマトスパイクご購入の方限定

ヤマトインソールを同時購入される場合、インソールの価格が定価9680円(税込)のところ6600円(税込)になります。ご購入の際にオプションでインソールを入れるかどうかお選びください。

スパイクのお手入れについて

スパイクも革を使用していますので 、BBAは以下のようなお手入れをお勧めしています
革底の寿命を守るためには、雨の日やグラウンドが濡れているときには基本的に使用しないでください。

スパイクとインソールの乾燥

(汗をかいたとき、雨などで濡れた時はかならず行ってください)

1)スパイクからインソールをはずしてください

2)BBA乾燥ケースに入れて、スパイクとインソールのどちらからも水分を飛ばしてください。新聞を丸めてスパイクの中に入れてください(乾燥ケースがない場合は、風通しのいい日陰で陰干しにしてもいいです)


3)インソールはコンディショナーで汚れ落としします。汚れたときにはそのつど行います


汚れたインソールです


ブラシで汚れた部分を取り除きます。

しっかりと乾いた布でふき取ります。

土や汗よごれが綺麗になりました

スパイク本体のお手入れ方法(乾燥ケースでスパイクを乾燥させた後に行います。汚れたときにはそのつど行います)

土汚れが少し固くなったところで、ブラシで落としていきます

まず、大きな土汚れをブラシの先の堅い部分で落とします

特に金具回りはしっかりと

歯ブラシで、細かい砂や土の汚れを落としていきます

濡れたタオルでふき取ります。

時間を置いてから、オイルを塗り革底の部分を保湿します

赤で囲った部分は特にいたみやすいので、この部分にもレザーオイルをしっかり塗ってふき取ってください。


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