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国産グラブの聖地奈良県で、大和産のこだわりのグラブ、スパイク、インソール等を開発、製造、販売しています。

2023/06/15 19:48

なぜグラブでコントロールが激変するのか?

アメリカのリーグで活躍された長坂秀樹投手と対談。

元アメリカリーグの日本人投手 身長168cmで95マイル(153km)を投げ日本プロ3球団からもオファーあり
ニックネーム「小さな巨人」

古武術の回内動作とは

・古武術の教え
古武術の回内動作が自然に誘発できる増幅器であるヤマト回内Wベルトグラブと、市販のグラブとの違いを実験しました。

なぜあなたのコントロールが乱れるのか?

コントロールが乱れ定りにくい原因は大きく分けて5つあります。

理由1)投球動作の軸足の片足状態の時に骨盤がしっかり前傾状態を保てない。軸足の股関節に乗っていない。
その結果、骨盤が後傾状態で頭が後ろ側に倒れてやすくステップ足がインステップしやすい、もしくはリリース時にバランスが崩れやすくなる。腕の軌道が外側になる。
骨盤通常状態

■骨盤前傾の場合

↓  ↓  ↓

片足立ちになる
バランスがとれてコントロール定まりやすい

■骨盤後傾の場合

↓  ↓  ↓

骨盤後傾状態の片足立
バランスがとれずコントロールが乱れやすい
インステップしやすい、頭が突っ込む可能性がある

理由2)ステップ着地時にグラブ側の肩甲骨の位置が開いている。
グラブ側の肩甲骨の位置が右投手で一塁側を向くと体がすでに開いているので投げ腕(右腕)が遠回りをする。結果リリース時がアバウトになるのでコントロールが定まりにくい

グラブ側の肩甲骨閉じている
軸足の股関節にタメが残りやすい。投げ腕が体の近くを通りやすい

 グラブ側の肩甲骨開いている
頭が突っ込みやすい、体重移動が終了してからリリースになる。投げ腕が体の外側を通る

理由3)ステップの着地時にグラブ側の肩が下がる。
投球動作の片足立ちから並進運動(体重移動)する動作のなかで軸足の骨盤が前傾状態をキープできないと右投手の場合、体重移動時に右股関節から左股関節の体重移動が速く終了して頭がツッコミやすくなりグラブ側の肩が下がりやすくなります。
これはグラブ側の肩甲骨が開きやすい投手にもよく見受けられます。投球の回転運動は体重移動をして着地と同時ぐらいに始まりますのでこの時にグラブ側の肩が下がってしまうとひざが割れる、突っ込む、投げる腕が外側にほどけて打者から見やすく、大回りするので故障の原因になりコントロールが定まりにくいと言われています。

着地時にグラブ側の肩が下がる
投げる準備をする右腕の回内、内旋運動(ボールと肘を挙げてくる動作)の時間が少ない、ひじがまだ引き状態で投げる

グラブ側の肩が下がっていない
投げる準備をする右腕の回内、内旋運動(ボールと肘を挙げてくる動作)の時間がとれる。

理由4)投球動作の回転運動で頭と腕に距離ができる
投球時にグラブ腕を体に急激に巻き付け壁を創ってボールを投げようとすると投げ腕が体の外側を回ります。右投手の場合、グラブを左胸に巻き込んで引くと右の腕はやひじは内側に来るのはとても窮屈になります。1度試して見てください。
だから頭からボールまでに距離が出来リリース時がアバウトになりやすくなります。逆に回内動作でグラブ側の肘が外にあれば右の腕やひじは中に入りやすくなります。

グラブ腕を巻き込む(回外型)
遠心力が働き腕を戻す余計な力が必要になる

グラブ腕の肘が外に行く(回内型)
体の近くを腕(肘)が通るので腕や肩の負担が少ない
これを可能にするのが回内グラブ側の腕やひじの使い方

理由5)頭から腕が遠回りするとボールの回転軸の傾斜が多くなる
コントロールがいいとはボールの回転軸が真横で自転車のタイヤがまっすぐに転がる感覚です。もし自転車の回転軸が歪むと自転車はまっすぐ走れないです。むしろカーブで曲がりたいときはバイクも自転車もタイヤの回転軸を横に向けます。このように投球時もできるだけ身体の中心にひじやリリースを持ってくることで回転軸が地面と平行になるのでコントロールが良くなります。

回転軸の傾斜が大きい
右投手の場合、ボールが右打者の方に流れていく
左投手の場合、ボールが左打者の方に流れていく

回転軸が地面と平行
回転数が上がりキレのある回内ストレートが投げられる!
このストレートを体得できると回内カーブや回内スライダーなど変化度が打者の近くで発生する変化球が投げられるようになる

注意)上記以外にもコントロールが定まらない原因はいろいろ考えられますが、過去に指導してきた投手は、ほとんどこれらの原因の合併症でした。私はこれらの原因のある投げ方を現状されても結果がしっかり出せている投手の方をとてもリスぺクトしています。当然結果も重要です。そして、これからの解決策の記事を読まれなくてもいいと思います。
しかし、現状コントロールで困っておられていて、それを本気で治したいと思われている保護者、指導者、コーチの方そして当事者の投手の方なら、これからの解決方法の記事をお読みください。絶対にお役に立つと思います。

投手用内野用外野用グラブの説明にも回内グラブの効能について書いていますのでご覧ください。

このコントロール改善の内容はNHKを始め多くの民放でも紹介されました。

7分ではすべて伝えきれませんでした。実際にヤマト回内グラブとその使い方を体得されて外角低めにキレのある球を投げれるようになった投手の動画が紹介されました。
■産経新聞(2019・12・27)進化した回内投球動作が紹介
■毎日新聞(2019・5・2)全国紙で紹介



両手の感覚はつながっているという簡単な実験


回内投球動作でコントロールが良くなる理由


コントロールが変わるWベルトの効果

回内理論

投手力の潜在的な可能性を引き出し、理想の投球をするための解決策。それは回内理論です。
多くの成功されている投手は、意識的、無意識的どちらにしてもこの動作を理解され実践されています。そのほうが投球動作が安定するからです。野球経験のない保護者の方でも私の回内効果が十分にご理解いただける内容として動画を作成しました。
高校野球の指導を始め国内の独立リークの投手や現役のプロ野球投手にも行っている簡単な回内効果の実験テストですが、6分程度の動画なのでまずはご覧ください。大きな発見があると思います!ヤマト回内Wベルトグラブは特許取得商品です。


いかがでしたでしょうか?私が提唱している回内効果が十分ご理解いただけたでしょうか?この体の反応は、誰でも起こる骨と筋肉と関節の運動反射の結果です。回内投球動作は最小限の力で最大限の効果が得られ投球動作におけるコントロール、変化球などに大きな効果が出やすくなります。

ヤマト回内Wベルトグラブ

そしてその動作を自然に誘導してくれるヤマト回内Wベルトのご紹介です。⇒ご購入はこちら
ここで私が考案した特許取得の回内グラブの構造の内容とその効果を40秒で解説しました。御覧ください。


このグラブに興味のある方はヤマトグラブ工房で実際にこの画期的なグラブに手を入れて感じてください。遠方で来れない方の場合はヤマトグラブ試着をお申し込みください。無料です(往復の運賃はかかります)

回内グラブと回外グラブの違い

回外グラブの特徴
従来の投手用グラブは、ほとんどが下記写真の黒色の回外動作グラブです。このグラブの特徴は基本グラブが捻っていて尺骨神経支配(小指の付け根)のグラブです。
基本動作は、前腕の外側に働きかけるグラブで、ボールのスピードは、腕の遠心力で速くなりますが、抜けだま、引っかけ球などコントロールに難が出て突然崩れる傾向があります。グラブの特徴は、閉じると親指と人指、中指が近づく感覚、親指が外側に立つ状態になりやすいです。投げるときに親指が写真のように外れやすくなります。

回外グラブで投げよと片足立ちすると自然に頭がホームベース側にそして背中側にいく回旋運動が始まります。これを意識しながら投球するのはストレスが生じます。頭が突っ込むので着地も早くなりグラブ側の肩も下がり気味になり体が開きやすくなります。その結果コントロールが乱れやすくなります。

肩のライン(赤)はグラブ側が下がり体の軸、鼻のライン(青)も傾き、ボールと頭の距離(黄色)は必然的の遠くなります。この結果コントロールは難しくなります。

腕はこの様に遠心力が働きボールを持っている手は頭からはすれやすくなります。大きな遠心力が働き、その腕を内側にもどすために登板した翌日は腕や肩が張ることが多くなり野球肘などの故障の確率も高くなります。
このような投球動作の場合、ボールの回転軸はいがみやすくなります。

腕が頭から外れるとこのようにボールの回転軸が斜めになる可能性が高くなります。

ボールが抜けやすくなる原因(黄色のマル)

回内グラブの特徴
回内グラブとは、橈骨(とうこつ)神経支配(親指の付け根)のグラブです。前腕の内側に働きかけるグラブで、親ゆびに余計なストレスがかからないので、ボールの回転数、コントロールが安定する傾向があります。グラブのポケットにソフトボール2~3号がすっぽり収まる感じで、投げる手もグラブを装着している親指がリラックスできます。【2019年3月3日 特許取得】

回内グラブは、肩甲骨の可動域が広がりリリース時に親指のにぎりのストレスがありません。その結果ひじや肩にもストレスが無くなります。ピンポン玉をスナップを利かせて投げるような感覚になります。ご覧のように気がすべて体の内側に自然に向かいます。楽に立てて頭も突っ込まずに肩も開きにくくなります。

回内グラブ投球は、肩のライン(赤色)がまっすぐになり体の軸(鼻のライン)も地面と垂直になり結果ボールと頭の距離(黄色)も近くなります。ダーツやバスケットのフリーシュートの様に肘が体の近くを通ると自ずとコントロールもよくなります。


激しいピッチングの動作でも重要な親指は抜けにくくなります。


元プロ投手との検証テスト

元プロ野球投手で海外活躍の経験豊富で現役MAX151kmの小林 亮寛氏とこのグラブの検証をしてきました。

2018年 3月 福岡県コビーズ練習場ブルペンにて

小林投手の経歴プロフィール

■PL学園高校時代
故障もあって甲子園出場はなかったもの長身から繰り出されるストレートなど潜在能力の高さを買われなんと1997年のドラフト会議で千葉ロッテマリーンズからドラフト6位で指名され入団。その後、あることがきっかけで、イップスになります。
■ロッテ時代
ロッテでは、入団後5年間で一度も1軍登板の無いまま、2002年に戦力外通告を受け退団されます。
■米独立リーグ時代
2006年にアメリカの独立リーグ・ノーザンリーグのカルガリー・ヴァイパーズ(カナダ)と契約し現役復帰。中継ぎとして40試合に登板。開幕から終了まで投手では唯一、1度もロースターを外れなかったそうです。

■現役引退後~~現在
2015年1月5日福岡市博多区にスポーツジム・コビーズを開業されています。https://www.kobesbaseball.com
小林さんの投手としての特徴は140km/h台中盤の速球に2種類のツーシーム、カーブ、フォーク、スライダー、チェンジアップを投げ、最速は、94マイル(約151km/h)を記録されました

その超努力家の彼と「グラブの違いでコントロールが崩れるのか?」を検証することになりました。

 
今回の検証方法
検証その1) 黒色のグラブでストレート、変化球投げてもらう!

検証その2) 今回考案した回内Wベルトグラブで、同じ数投げて違いを感じてもらう

検証結果(テクニカルピッチで計測)⇒こちらのページで詳しいレポート

回内グラブの方が平均的に回転数、スピードが出ました。黒色の回外グラブで平均130,8km 回転数1953rpmが赤の回内グラブで140km、回転数2068rpmになりました。また、小林投手は「投げたあとの腕、肩の疲労感がまったく違う」とのことでした。

 
現在、他の投手でも検証中です。全く効果が無いという事は、今のところ出ていません。回内グラブは投球動作、回転軸、コントロールの向上など必ず何かの変化が生まれます。(個人差はあります)


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